「なぜ起きたのか」「忘れないで」=安全な街願う―秋葉原無差別殺傷から2年(時事通信)

 「なぜ起きたのか」「忘れないで」。17人が死傷した東京・秋葉原の無差別殺傷事件から丸2年を迎えた8日、被害者や関係者らが現場を訪れ、犠牲者の冥福を祈るとともに、安全な街の再生を願った。
 事件で負傷した元タクシー運転手湯浅洋さん(56)は早朝、講演活動で知り合った市民サークルのメンバー約10人とともに現場へ。交差点に花束を手向け、「多くの方に、悲惨な事件があったことを忘れないでもらいたい」と語った。
 事件で中止となった歩行者天国は再開される見通しだが、「事件が二度と起こらないような街づくりができるか注目している。安心して訪れられる秋葉原にしてほしい」と訴えた。
 「トラックにひかれ、人が飛んだ」「血が噴き出して意識を失った」。湯浅さんの体験談を聞いた市民サークルの京野楽弥子さん(29)は「現場を前にすると、ショックで言葉が出ない。なぜ事件が起きたのか。これからも考えたい」と語った。
 千代田区の石川雅己区長は献花台に花を供えて黙とう。「犠牲者のご冥福をお祈りし、事件が2度と起きないよう街全体で取り組むと報告した」と語った。
 普段から秋葉原を訪れる派遣社員浅川博史さん(42)も献花し、「街が死にかけたように感じたが、次第に活気を取り戻している」と話した。会社員田島幹士さん(27)は献花台で手を合わせ、「歩行者天国は事件を思い出させる。昔のような和やかな雰囲気にはならないのでは」と語った。 

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