濃霧の影響、羽田で欠航多数 タンカー接触事故も(産経新聞)

 25日朝、濃霧による視界不良のため、羽田空港では欠航便が相次ぎ、空のダイヤが大きく乱れた。

  [フォト]羽田空港内も大混雑

 同空港では視界不良のため早朝から離着陸を制限しており、国土交通省東京空港事務所や航空各社によると、同日正午時現在で80便以上が欠航している。羽田に到着予定だったが着陸できず出発地に引き返したり、30便以上が目的地の変更や出発地への引き返しを指示され、出発が30分以上遅れた便も40便以上にのぼり、3時間20分以上遅れた便もある。

 東京空港事務所によると、天候は徐々に回復。同日正午ごろには通常の離発着が始まったが、ダイヤの乱れは終日続く見通し。

 日本航空によると、午前10時30分現在、札幌(千歳)、大阪(伊丹)、福岡などと羽田を結ぶ36便が欠航し、約5900人に影響が出た。目的地の変更や出発地への引き返しも15便に上った。欠航便の数や遅れは今後も拡大しそうだという。

 全日空では正午現在で、大阪(伊丹)、札幌(千歳)などから羽田に向かう予定だった計59便が欠航。目的地の変更や離陸後に出発地に引き返した便も14便に上り、合計約1万5100人に影響が出た。

 一方、濃霧の影響は航路にも出た。

 東京海上保安部によると、同日午前7時5分ごろ、羽田空港の東約2300メートル付近で、羽田沖では停まっていた石材運搬船にタンカーが接触する事故が発生。けが人や海上への油の流出はなかったが、海保は巡視艇を出して詳しい経緯を調べている。横須賀(久里浜)と千葉県富津市(金谷)を結ぶ東京湾フェリーも視界不良のため午前9時過ぎ以降、4便が相次いで欠航した。

 東京湾では視界が1キロ以下に悪化したため、大型船の航行を規制。同日午前8時から東京湾への入口となる浦賀水道航路で、長さ200メートルを超す巨大船と重さ1万トン以上の船舶は通行できなくなっている。

 横浜港では貨物の積み卸しの作業も中止。東京港でも現場を確認し作業を中止するか否かを判断する。

 気象庁によると、関東地方は、南からの温かい湿った空気が海上で冷却し、霧が発生したため、濃霧注意報を出した。

【関連記事】
富士山見えなかったら無料乗車券プレゼント 富士急行
関西各地で濃霧 明石海峡のフェリーも欠航
滋賀で濃霧、JR東海道線遅れ影響2.8万人
近畿各地で霧、明石海峡でフェリー8便欠航
豪雨被害の上空 赤茶けた山肌、冠水続く道路、自然の猛威まざまざ

<国公立大>2次試験前期日程始まる 22万9741人受験(毎日新聞)
<将棋>王将戦第4局 羽生、突然の開戦(毎日新聞)
FX投資詐欺で女に実刑=アライド元代表−大阪地裁(時事通信)
「特定看護師」創設、モデル事業実施へ(医療介護CBニュース)
<無国籍難民訴訟>退去強制処分は違法 東京地裁判決(毎日新聞)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。